令和6年度 認知症多職種共同研修会
日 時:11月14日(木)2時~3時30分
場 所:東淀川区民ホール 区役所3階
内 容:「認知症の早期発見・早期診断の意義を改めて考える」
講 師:大阪市立弘済院附属病院 神経内科部長 吉崎 崇仁 先生
参加者:40名
認知症の新しい治療の紹介と、早期からの治療開始がより効果的であること、早期からの介入で患者さんを長い目で見ることが可能になり安心感にもつながるといった講演。その後のグループワークでは、健康診断や認知症予防の名目で、認知症の疑いのある方を上手に受診へ導きたいという前向きな意見が多く聞かれた。
令和6年度 「特別養護老人ホーム施設交流会」
第1回
日 時:11月7日(木)14時~15時
場 所:東淀川区医師会 3階研修室
内 容:1)施設交流会の目的
2)自己紹介
3)各施設での取り組みや課題について意見交換
参加者: 6施設 9名参加 コーディネーター2名
特別養護老人ホーム施設間の情報交換や相談・課題検討の場なるよう交流会を企画・開催。
各施設の自己紹介より始まり、まず「入所者確保に苦慮されている」という現状に相談支援室は驚き、各関係者への周知が必要と感じた。
続いて、今年度より始まった「協力医療機関連携加算」についての進捗状況や、「介護ロボット」導入状況の紹介があり見学希望の声が挙がった。その他には「ショートステイでのリハビリ希望」「面会・外出体制」「BCP」「職員研修」「心肺蘇生を希望されない方の救急搬送」と話題は多岐に渡った。
次回は2月頃に開催できればと確認。
令和6年度 居宅介護支援事業者連絡会・医師会合同研修会
日 時:10月31日(木)2時~3時45分
場 所:東淀川区民ホール
内 容:1)トークセッション
「医師とケアマネジャー、近いようで遠い存在?! ~補い合える関係を築くために~」
東淀川区医師会 会長 辻クリニック 辻 正純 先生
まごころステーションすくらむ 村瀬 嵩人 氏
2)グループワーク
参加者: 医師10名、ケアマネジャー73名、包括15名
「医師とケアマネジャーのコミュニケーションの難しさ」がいつも話題となりますが、利用者・家族の最善・最良を目指しているという点では、医師もケアマネジャーも一致している。br>
そこで、敷居が高い・連携が取りにくいと嘆くよりも、それぞれがスキルアップに取り組み、専門性を高め、より高い次元で利用者のメリットのために議論できる関係性を目指そう!(顔の見える関係から、意見を戦わすことができる関係へ)と確認し合いました。
令和6年度「サ責の会」研修会 報告
第1回
日時:6月21日(金)2時~3時
場所:東淀川区医師会館 3階研修室
内容:「介護保険改正後の相談会」
講師:やさしい手東淀川訪問介護事業所
事業所責任者サービス提供責任者 木下 茂也 氏
今年度も「サ責の会」を継続して開催しています。
第1回目は、4月介護保険法改正にともない、高齢者虐待防止・身体拘束廃止や委員会の設置開催、ハラスメ
ント等の対策を講じることが義務化されました。法改正後で困っていること、不安なこと等をみんなで共有し
検討しました。
令和6年度「在宅医療連携研修会」報告
第1回
令和6年第1回「在宅医療連携研修会」報告
日 時:7月31日(木)2時~3時30分
場 所:東淀川区医師会 3階講堂
内 容:「地域で取組む心不全医療~心不全地域連携パス導入に向けて~」
講 師:淀川キリスト教病院 循環器内科 部長 松本 大典 先生
参加者:45名
超高齢社会で急増する心不全患者さん。今後心不全パンデミックが起こると言われてます。
今回心不全についての講演と、淀川キリスト教病院で作成された心不全地域連携パスについての説明があ
りました。
心不全の理解をするとともに、多職種がチームで支援することの大切さ必要性を学びました。
第2回
日 時:9月13日(金)2時~3時30分
場 所:東淀川区医師会 3階講堂
内 容:「大人の発達障害の分類と特徴を知る」
講 師:訪問看護ステーション・といろ 代表 荒牧 鉄男 氏
参加者:48名
時代とともに発達障害の位置づけも変化し、発達の特性(生まれ持ったもの)=個性ととらえ、枠にはめて
見ない、傾向・特性を知り、生きやすくする工夫を身につけることが大切であること学びました。
また、対象者だけでなく、職場や地域での関係性の中でも展開できると感じました。
第3回
日 時:9月27日(金)2時~3時30分
場 所:東淀川区医師会 3階講堂
内 容:
1)「新型コロナウイルス感染症の流行状況」
西田医院 院長 西田 佳史 先生
2)「特別養護老人ホームにおける新型コロナウイルス感染症のクラスター~第5類感染症になっても~」
特別養護老人ホーム井高野園 施設長 長谷川 博 氏
参加者:38名
新型コロナウイルス感染症に関しては、第5類になっても感染者が発生すれば対応が必要なのは依然と変わりありません。今回はクラスターを経験された施設での対応の報告と、こぶしネットの感染症対策チームでの取り組みを紹介いただき、そこからの学びを共有する場となりました。
第4回
日 時:10月16日(金)2時~3時30分
場 所:東淀川区医師会 3階講堂
内 容:「在宅における感染対策」
講 師:公益社団法人 大阪府看護協会 危機管理室
感染対策支援担当部長補佐 感染管理認定看護師
岡森 景子 氏
参加者:20名
正しく知識を得ることで感染対策ができる、標準予防策が何よりも大事、誰でも簡単にできるとと、明日から実践できる対策を学ぶことができました。
第5回
日 時:11月15日(金)2時~3時30分
場 所:東淀川区医師会 3階講堂
内 容:「高齢者介護に必要な医療知識」
~これだけは押さえておきたい急変時対応~
講 師:医療法人綾正会 かわべクリニック 院長 川邉 正和 先生
看護師 川邉 綾香 氏
参加者:48名
高齢者に多い「意識障害」や「呼吸困難」などの救急車を呼ぶべき症状とその初期対応についてのお話と、自然な看取りに向けての事前準備として「ACP/人生会議」や「急変に備えてのマニュアル準備」の実践を、事例の映像を交えて学ぶことができました。
第6回
日 時:12月12日(木)2時~3時30分
場 所:東淀川区医師会 3階講堂
内 容:1)「高齢者救急の現状と今後取りうる現場サイドでの対応について」
東淀川消防署 救急対策担当司令 佐野 洋 氏
2)「淀川キリスト教病院における高齢者の救急の現状と課題」
淀川キリスト教病院 救急科・集中治療科部長 兼 救急センター長 夏川 知輝 先生
参加者:44名
東淀川区の救急搬送の現状と急性期病院のリアルな現状を知り、グループワークでは「救急搬送に備えて私たちにできること」を話し合いました。救急搬送に必要な最低限の情報の準備や、日頃からのACPの大切さを再確認し、マイナカード活用への期待も膨らみました。
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