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健診・予防接種
予防接種Q&A
Q1:予防接種とはどのようなものですか?
予防接種というのは、感染症にならないように、又はなっても軽く済むようにするために、ワクチンを投与することです。投与するワクチンは感染症の原因となるウイルスや細菌の力を弱めたり、なくしたりして作られています。
Q2:どうして予防接種が必要なのですか?
予防接種で防ぐことが出来る病気から体を守るためです。予防接種をすることで、あらかじめ細菌や、ウイルスに対して抵抗力をつけておくことができます。つまり、予防接種をしますと、体の中だけで軽くかかった状態を作り、それぞれの細菌やウイルスの抗体というものが出来ます。この抗体は、本物の細菌やウイルスが入ってきたときにすぐに働いて、病気が発症しないように、又は症状が軽くなる働きをします。
予防接種をすることで、自分自身を守ることができると同時に、多くの方が接種することで、その集団の中での感染症の流行が起きづらくなるため、接種していない人も守ることが出来ます。つまり予防接種は、自分と自分の周りの人の両方を守ることが出来ます。
Q3:予防接種で使われるワクチンはどのようなものがありますか?
ウイルスや細菌の病原性を弱めて作られた「生ワクチン」、ウイルスや細菌の病原性を完全になくし、一部の成分だけを用いた不活化ワクチン、細菌からでる毒素をもとに作られたトキソイドがあります。
Q4:すべて無料で受けることができますか?
残念ながらすべて無料ではありません。国が接種を勧めている「定期接種ワクチン」とそれ以外の「任意接種ワクチン」とに分けられます。定期接種は無料で受けることが出来ますが、任意接種は、お住まいの地域によっては一部負担で済むものもありますが、多くは全額負担となります。
Q5:子供の予防接種はいつから開始ですか?
予防接種は生後2か月から始まります。ワクチンの種類により接種できる期間が異なります。また、無料で接種できる期間が決まっています。かかりつけ医に相談し計画的にすすめましょう。
Q6:大人の予防接種はありますか?
大人も感染症にかかりますので予防接種があります。
Q7:大人の予防接種はどのように計画していったらいいですか?
小学生頃までに受ける機会を逃してしまった分と大人になってからの分に分けて考えます。
Q8:小学生までの予防接種とはどのような事ですか?
定期接種の機会を逃したり、任意接種だったために接種しなかったり、或は、最近できたワクチンで子どもの頃に接種出来なかったもの、そして、あとから接種回数が変更になったものがあります。
Q9:具体的にどのようなものがありますか?
定期接種になったもの:水痘、B型肝炎、HPV(ヒトパピローマウイルス)、ロタウイルス
接種回数が変更になったもの:麻疹、風しん、水痘、おたふくかぜ
新しく任意接種になったもの:髄膜炎菌
Q10:大人になってから接種する予防接種はどのようなものがありますか?
定期接種として、風しん、インフルエン、高齢者肺炎球菌、任意接種として帯状疱疹があります。
Q11:インフルエンザは大人の定期接種?
インフルエンザワクチンは生後6か月以上の方に接種することが出来ますが、任意接種です。しかし、65歳以上の方、60歳から65歳未満の方で基礎疾患がある方は定期接種として一部負担金で行っています。
Q12:風しんワクチンの特別な制度について
風疹は、妊娠20週頃までの妊婦さんがかかってしまうと、おなかの赤ちゃんにも感染し、白内障、難聴、心臓の病気をもって生まれてくることがあります。現在、30歳台後半から50歳台の男性は風疹に対する抵抗力が低いといわれています。お母さんと子供を守るために昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性を対象に風疹の抗体価を検査し、抗体がない方には予防接種を受けることが出来ます。(風しん第5期予防接種)
また、妊娠を希望されるご夫婦に、風しんの抗体価を検査し、抗体価が低い方に予防接種の補助を行っています。(先天性風しん症候群予防)
Q13:ヒトパピローマウイルスワクチン(以下HPVワクチン)はいくつか種類があると聞きましたが?
HPVの種類によって2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。
詳しくは厚生労働省HPをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html
Q14:HPVワクチンのキャッチアップについて教えてください。
平成25(2013)年から令和3(2021)年の、HPVワクチンの接種を個別にお勧めする取組が差し控えられていた間に、定期接種の対象であった方々の中には、HPVワクチンの公費での接種機会を逃した方がいらっしゃいます。こうした方に、公平な接種機会を確保する観点から、定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)を超えて、あらためて公費での接種の機会をご提供しているものです。
詳しくは厚生労働省HPをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html
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